自費出版の可能性 #3 読者を想定する

2021/04/21 ブログ

出版の世界と関係ない人でも自分の本を作ってみたいと思われている方は意外と多いように感じています。

しかし最初はどんな本にしたらいいのかまったくイメージがわかないのではないでしょうか。

 

そういう場合は読者を想定するといいと思います。

たいがいの人は見ず知らずの多くの読者を想像すると恐ろしくて言葉が発せられないものです。

 

でも、自分の家族とか親しい友人とか恋人に対しては、伝えたいメッセージが浮かぶものだと思います。

そのメッセージを本にすると、あなたにしか作れない個性的な本のかたちになると思います。

 

文章は物語形式にするのか、ノンフィクションとして書くのか。長い文章が苦手な人は、詩の形、短歌集や俳句をまとめた句集なども考えられます。

 

絵を描くのが得意な人は文章にイラストを添えるとか、文章より絵が得意なんだという人は絵がメインの絵本または絵だけの画集にするという手もあります。

 

写真が趣味の人はテーマを決めて写真集にするのも素敵です。

 

弊社がプロデュースした2冊の本も、

「お子さんたちに囲碁を好きになってほしい」「お孫さんたちに子供らしさを楽しんでほしい」と身近な人へのメッセージが本の形となりました。

 

皆さんもぜひ一度自分が出版するならだれにどんな本を届けたいのかイメージしてみてください。

 

新しい世界が広がることだと思います。